たった1人のカレー企画
こんにちは。始まりました。「たった1人、あなたのためだけに作るカレー企画。」
なんじゃそら。という方へご説明。
そもそも、ダイエット中にどうしてもカレーを食べたくなった事から始まったスパイスカレーづくり。ある程度作り方がわかってきたのと、「そのカレー食べてみたい!」という声をかけてもらえる様になったので「じゃあ、その人のためだけに、その人の好きな物を使ったオンリーワンなカレーを作ろう!」と思い立ったのがきっかけの企画です。
今回は第1回、知ってる人は知っている和歌山県の由良という地域をどうにかして豊かにしたい男。「えっさ」のために作ります。
今回のご要望
好きなものはアサリ。何よりアサリ。
食べたいのは鍋。
という事で、それに合う食材を色々ご提案し、決まったのはこちらです。
- アサリ
- 白菜
- えのき
- ねぎ
- 絹豆腐
- うすあげ
- 春菊
- アゴつみれ(買い物中に発見)
それでは、始まりです。
2021年10月某日、満を持して和歌山から大阪に現れたえっさ。近所のライフ(スーパー)にて食材を購入し、ご満悦の様子。この後の鍋に強い期待を滲ませる。
本日の会場に到着。我が家とは見当違いの方を熱い眼差しで見つめる。
淀川と、その向こうに見える梅田ビル群を見渡すえっさ氏。彼はこの後ヒマを持て余す。
ここで本日のレシピをご紹介
・出汁を取ろう!
今回、アサリの酒蒸しと、鰹出汁を合わせ技でやってやろうと思っているので、鍋1でアサリの酒蒸しを、鍋2で鰹出汁をとる。
・酒蒸し
アサリは砂だしした物を使用。塩で殻ごともみ洗いし、汚れを落とす。なんとなく魚介類はそれが正しい気がする。
オリーブオイルにニンニク、生姜、塩を加えてさっと火を入れ、アサリを投入。なんか、アヒージョみたいで美味そう。そんな感じになったら日本酒を200cc投入。本来のレシピ的には入れすぎ。でも、甘味出るしアルコールは飛ばすので良しとする。
・和出汁
茅乃舎の出汁。書いてある通りに出汁を取る。言われたことには素直に従う。だってそれが一番美味いから。400cc。
良い感じに酒蒸しができたら、出汁をあわせて、鍋に食材を投入していく。
・さあ、具を投入だ。
根拠は薄いが私はキノコから先に入れる派である。その方が美味くなるらしい。知らんけど。そして、白菜の芯も入れていく。これは、火が通る順序を意識してのこと。ちなみに、白菜はそぎ切り?だっけ、斜めに切った方が味が入るのでおすすめ。春菊とネギを残して次々と食材を鍋に投入していく。
一通り火が通ったら、ネギと春菊も投入。
同時に、ホールスパイスを乾煎りする。ホールスパイスとは、色んなスパイスがあるうち、葉っぱとか種とかの形を残したスパイスのこと。これに対して粉砕したものは、パウダースパイスと呼ばれる。今回のホールスパイスは、クローブ、カルダモン、フェネグリーク、ローリエ、ブラウンマスタード、ローズマリーをチョイス。なんか良い香りがしそうだから。乾煎りしたら、ミルでひいて鍋に投入する。
お次はパウダースパイス。パウダーはオーソドックスにターメリック、カイエンペッパー、コリアンダー、クミンにした。バランスとしてはクミン多めにした。ちなみに、カイエンペッパーは、レッドペッパーとも言う。ペッパーという名前だけど、胡椒ではない。この事については、かの有名なコロンブスが絡んでいる。長くなるのでそれ以上言わないけど、絡んでいるのだ。
パウダーも乾煎りしてから、鍋に投入。なんとなく、パウダーは乾煎りしてから入れたほうが良いものがある気がしている。乾煎りすると苦味が薄くなってくれる。そんな気がする。
素晴らしい出来栄え。非常に良い香りが漂っているが、我が家はそもそもカレーの香りに包まれているため、訪れる人には若干の今更感が漂う。
・実食!
いよいよ食す。いよいよ食すぞ。という感じを思わせるえっさ。
食したえっさ。ご満悦である。
彼は言う。「これは、わざわざ和歌山からこの為だけに来る価値があった!」と。
ありがたいセリフをいただきました。こちらこそ、ありがとう!
おまけの話
おまけ①
ベランダでボーッとする用の椅子を買いにコーナンに連れて行ってもらいました。会食とビールに思いを馳せ、どこか遠くを見ています。
おまけ②
クラフトビールを購入。飲むぞ!という気持ちの現れなのかなんなのか、どっか見てます。そっちには、道しかないけど…
お知らせ
たった1人のワタシのためにカレー作ってよ!という方。ウチまで来るというハードルをクリアしてくださるなら作ります。どーぞ。ご連絡ください。
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